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骨盤が立ちづらい(後傾タイプ)の快適な座り方。

 昨日は、太ももが広がりやすく骨盤が不安定な方への座り方を書きました。ということで、今日はその逆、座った時に、骨盤が後傾してしまうタイプの方へのオススメです。ハムストリングやヒップ周囲が硬い方、クマさんのぬいぐるみのように骨盤が後ろに落ちてしまうタイプですね。男性に多いかもしれません。

 

ブランケットやクッションを使って

座面を高くする。

 とても簡単です。そう、ブランケットやクッションを使って、座る場所を高くすること。クッションでもいいですが、ふわふわしていると土台からして不安定になってしまうので、固めでそして床に平行のものがいいので、私はブランケットを折りたたむことをお勧めしています。 床に座る座位置のポーズは、実はとても難しいです。お年寄など、床に座るよりも椅子に座る方が簡単ですよね。背中やお尻、足の裏側….カラダの背面がかたくなり、上に体を引き上げている腹筋が落ちてくると、床に座ることがだんだん辛くなってきます。

熊さんも辛そう〜〜。

でも、椅子に座ったら、ちょっと楽そうですねw

さてさて、ふざけていないで本題に。座面を高くして、ニュートラルポジション(正位置)をとるときの目安、そしてカラダにどんなことが起こるかを考えて見ましょう。

 

頑張らないでも自然と背骨が上へと伸びる、

それが骨盤のニュートラルポジション

正しいアライメントが取れれば、自然と背骨が伸びるようにカラダはできています。頑張って、無理して伸ばさなくても自然に伸びる感じです。言い換えれば、猫背になっていたらそれはちょっと違うということですね。

エクササイズとして展開していく場合。たとえ前屈をしたいとしても、まず背骨は長く伸びること重要。熊さんのように猫背(熊背か?)のまま、肩が上がったまま、やってしまいがちですが、座面を高くすることはもちろん、前屈のゴールも高めに設定した方が正しく、安全に、効果的にできますよ。

 

瞑想でもエクササイズでも、まず、正しいニュートラルポジションを取れることが始まりですね。ボディチューニング の4月と5月で2回行うワークショップでは、座り方はもちろん、スタンディングポスチャーや動きの中での姿勢を徹底的に探っていきますよ。アーリーバードお申し込み、締め切りは4/14です!