動かなくてもボディチューニングできる!
ただ「立つ」だけでチューニングになる!
その理由とは。
おうち時間が長くなり始めた。家にいても、できるカラダのためにいいこと。筋トレしなくても、逆立ちしなくても、大丈夫。ただ、立つことにフォーカスしてみよう。
カラダがあるべきポジショニング=ニュートラルポジションに戻れれば、フィジカル(ボディ)にもマインドに休息になるのだ。
それはなぜか?
そもそも、私たちがまっすぐ立てていることなんてめったにないからだ。今、私は、パソコンの画面をじっと見つめながら、かなり前のめりになってこのブログを書いている。首を曲げたり、コーヒーを飲んだり、i-phoneをチェックしたり…..。筋肉や骨はもちろんのこと、眼球もキョロキョロ動いて、頭もぐるぐる回転している。ニュートラルポジションとは、言い換えれば、重力から一番解放されるアライメントということだ。
少し込み入った話になるが、マインドとフィジカルボディの休息には、脳の働きにまで少し注目しなくてはならない。それは「脳幹」と呼ばれ、大脳の一番深いところ、中枢部に位置する脳で、目に見えないようなカラダの働き(自律神経系、内分泌、脊髄反射、免疫系)そのものを日夜コントロールして健康維持をはかり、さらに脳内に様々ホルモンを分泌している。正しいニュートラルポジションで立つことは、この脳幹を刺激し活性化さえる。
正しい姿勢、ニュートラルポジションで立つということは、簡単にいえば、姿勢バランスをつくっている筋肉を使い、無意識のうちに脳幹にリラックス信号を送り、脳幹を緊張から解放し、活性するということだ。
ものすごくざっくりとした説明となるが、その脳幹の位置はだいたい頭の上のに塗りつぶされた●になる。姿勢が前のめりになっていくにつれて、中心線から脳幹がどんどん離れていくのがわるだろうか?それだけ、特に頚椎1番と2番が影響するということもあり、血流はもちろんエネルギーの流れもだいぶ変わっていくことが想像できる。
マインドとカラダをリラックスさせる、
マウンテンポーズ(まっすぐ立つ)のやり方。
1.まず両足を骨盤幅くらいに開いて立つ。慣れてきてたら揃えてもいいが安定感のある足幅で。膝を伸ばしていると緊張してしまう方は、軽く膝を曲げてもいい。
2 .足の裏をしっかり感じ、母指球と小指球、踵、全てに同じバランスで体重をかける。呼吸は足の裏から息を吸い上げて、足の裏から吐き出していくように。
3.足の裏に意識が向き、感覚が出てきたら仙骨の後継カーブをイメージしてそこに向かって呼吸をする。穏やかに自然な居心地のいい後継カーブを。
4.その仙骨カーブを保ったまま、腰の前傾カーブをイメージしてそこに向かって呼吸をする。穏やかに自然な居心地のいい前傾カーブを。
5.仙骨、腰のカーブと保ったまま、背中(胸のあたり)の後継カーブをイメージしてそこに向かって呼吸をする。穏やかに自然な居心地のいい後継カーブを。
6.仙骨、腰、腰椎のカーブと保ったまま、首の前傾カーブをイメージしてそこに向かって呼吸をする。穏やかに自然な居心地のいい前傾カーブを。
7.穏やかで居心地のい自然な4つのカーブが完成したら、自分の中心ライン(重心線)をイメージして、呼吸をするたびにそのラインが下に下に伸びて行って、地球の中心に向かって落ちていくような感覚を持つ。大きなペンダントを下げていくように。
座ったままでもできますよ。
どうですか? 脳幹は、重心ラインに並びましたか?
これなら、どこでもいつでもすぐでる。慣れてくれば、パパッと1分くらいでできるようになる。仕事中の気分転換はもちろん、銀行や映画館など並んでいる時、時間がもったいな…というときにも。たった数分で、簡単に体を重力から解放して休めらはずだ。
Stay Home, Stay Insidebody……and Stay Tuned!