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腹筋女子に捧げる! 私だったらこうやって腹筋を鍛えます…楽にね!

寒中お見舞い、申し上げます!
 
みなさまはどんな元旦を過ごされたでしょうか? 私は飛行機の中でこれを書いています。一年の始まりを、旅ではじめられるなんてなんと幸せなんでしょう。「遠くを目指すこと」が旅の目的ではない….ともちろんわかっているけれども、でも、飛行機に乗って海を渡ってしまうだけで、やはりワクワクしてしまいます。なぜでしょうね? そんなことも、世界のどこかのカフェでぼーっと考えてみたいと思います。
 
さて、今日のブログは腹筋女子&男子に捧げたいと思います。 私だったらこう鍛えます。
  

背骨の一つ一つを感じて、

大きなバルーンを描いてみよう。

https://instagram.com/p/BdhB9BFjmg-/

 
12/29に行ったクラスの1コマです。この日は、前にくるりとまあるくなること(前屈/forwardbend)を極めるクラスでした。「反り返る(後屈/Backbend) のは怖いけど、私は猫背だから前屈は得意!」と思う方もいるかもしれません「いやいや、カラダ硬いから絶対ムリ〜」と思われる方もいそうですね。いずれにしても、この動画ををみていただいて、最後の彼女の言葉を聞いてみてください。
 
そう、これは「筋トレ」なんです。
 
 
いや、正しくは〜見た目は優雅だけど、筋トレみたいに結構つらい….〜ということです。
 
 
How to do
 
Step1 まるで大きな風船に入ったかのようにカラダ全体で丸くなる。
 
Step1 できるだけ美しい丸い風船になるよう、大きく広げて形を作る。
 
 
ただこれだけ。このバルーンポーズのように背骨を丸くすることは、カラダの前面の筋肉にエンゲージして、短くしなくてはなりません。簡単に言うと、前面の筋肉を使うということ。表面にある筋肉でいうと、頭を前に傾けるための胸鎖乳突筋、そして腰の下の方を前に傾ける6packsの腹直筋を使います。肋骨と骨盤の間には骨は背骨しか存在してないはずですが、ここから下を丸く前屈させることはなかなか難しい。でも、吐く息を使って肋骨下部をコンパクトにできれば、それも可能です。これができれば、腹筋のインナーマッスル(ユニット)を十分に使えたということです。吐く息で横隔膜が引き上がり、それによって骨盤底筋も引き上がり、腹横筋が集められて、多裂筋が背骨を支えます。
 
なかなか骨盤が前傾しない方は、動画ではちょっと見にくいですが、内腿や膝の間に小さなボールを挟んでいます。このボールを挟むことによって内腿が使われ、骨盤底筋とエンゲージするので、腹筋のインナーマッスルも入りやすくなりますよね。
 
 

前屈はれっきとした筋トレ。

背骨を広げて丸くするが極意です。

 
このまあるくなったバルーンポーズをはじめ、前屈の時には、カラダの背面にある筋肉は、完全にリラックスをさせてください。
 
カラダの前は使って後ろはリラックス
 
 
これが前屈するということです。もしなかなか丸くならない部分があれば、それは、背面がリラックスしていないか、もしくは前面が使えてないか…ということになりますね。まあ、それは同時に起こります。そしてこの「前を使う」ということの真の意味ですが、収縮させるのではなく、elongate 広げて使うことが大事です。背骨で考えてもいいですが、前屈は…..まず背骨と背骨の間のスペースを空けて伸びてから、少しずつ丸くなるのが極意です。そうすれば、結果、バルーンはどんどんと大きくなって行きます。
 
 
「猫背だから得意!」な方は、前も後ろも弛緩していませんか?小さな丸になっていませんか? 「硬くてムリー」な方は、頑張りすぎて背中の筋肉が硬直していませんか?吐く息を使っていますか?
 
 
ちょっとしたカラダの使い方で、ポーズはもちろん日常のいろいろな動作、パフォーマンスが改善します。それは毎日を楽しくしてくれるし、大げさかもしれないけれど生きていく自信になりますよね。内側からカラダを変えて生きたい。そんな、真摯な想いのお手伝いを今年もできたらいいなと思います。
 
今年もよろしくお願いします!aya