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なんだか最近、疲れちゃったよ….という時は?

もう人生全てに疲れちゃったよ….なんて呟いてしまいたくなる時は、もしかしたら、色々なものとのバウンダリーが曖昧になってきているのかもしれません。
 
 

バウンダリー(境界線)という言葉を

を知っていますか?

 
 色々な意味で使われますが、まずはカラダの境界線。
 
 無意識のレベルではあるけれども、私たちはカラダの周囲にそれぞれスペースを持っています。
他者ががそのスペースに立ち入った時……..例えば、招き入れられたわけでもなかったり、突然だった場合など、何かとっても不快な感覚とか、これ、全然大丈夫じゃなくない?という戸惑いのような感覚が、それを知らせてくれる。 これが、私たちのパーソナルスペースのバウンダリー。妙に体を近づけて話しかけてくる人に対して後ずさりしたくなる、とか、好きな人とは手をつなぎたいけれど、そうでない人に体を触れられるのは不快と思うとか。
 
 日々のカラダを動かすレッスンでは、そのスペースを広げたり縮めたりもしているんですね。変幻自在のパーソナルスペースは、運動能力の高さでもあるように思います。
 
 
そしてこのバウンダリーは、心理学では心と心の境界線としても使われるそうです。
 
 
 自分と他者の境界線が曖昧になることってありませんか?他者の不運な話を聞いていたら、自分も必要以上に具合が悪くなてしまたり….もしくはググッと誰かに踏み込まれたような気分になったり。悲しい言葉に刺さったり、プライヴァシーの侵害みたいに感じたり。会社が休みの日に上司から電話があってゆっくり休めない気分になる、とか、親が子どもに対して、あるいは恋人に対して、相手の人生を自分のもののようにコントロールしようとする、とか。
 
 

誰もが経験する危機に直面した時こそ

しっかりとこうしよう。

 
 
Drawing the Line!〜しっかりと線を引く〜
 
 
人は人、自分は自分という明確な境界線を引くのです。
 
 
 ちょっとしたオススメの儀式があります。私は煙やら香り水やらの力を借りるのが好きです。最近お気に入りの100%オーガニックのこちらのスプレー。
 
こういうものはオーガニック風味ではなく、ちゃんと100%純正でじゃないと意味がないと思います。(ちなみにクレヨンハウスで購入しました。)自分のバウンダリーが必要!というときに
 
 
しゅしゅっと周囲に一拭き。香りも最高。
 
 
古い言葉で結界を張るなんていいます。バリアですね。自分のセーフティプレイスをしっかり確保。それと同時に、香りや煙は、まさに境界線を越えていけるものでもありますよね。コナゴナになってしまったかわいそうな自分のバウンダリーを、修復してくれて、そして広げてくれるような気がします。
 
 
自分の心は自分で選ぶこと。決めること。
 
 
だけどしっかりと足の裏で大地を感じて立っていたいな。
 
 
そう思った夜でした。みなさまもいい夜を。