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グラウンディングするなら「いま」の理由。

巡り巡ってこんなお話。

月と四季のエナジーを味方にしよう。

昨日6/21は、一年のうちでいちばん日の長い日、夏至でした。そして今度の23日土曜日⑴は新月です。この夏至と新月🌑って、実はとっても似ている特徴があるのです。

春分(3/21)や秋分の日に、四季の中の陰陽がひっくり返り、上り調子な夏へとシフトしました。そして昨日。この夏至や冬至は「極」のとき。言い換えれば、山の頂きに到達した感じでしょうか?

そして今度は月の話。月だって季節と同じように巡ります。痩せたり太ったりしながら地球の周囲を回っていますね。月の中の比較でいうと、満月◯は極陰、新月🌑は極陽となります。月は地球の裏側にあり、大地の方からググッと引力が下へ下へと働きます。

ということは?

そうです。季節の陽と月の陽がマックス(極)になることで、カラダの陽性化を推進してくれるのです。一年に一度のこんなタイミングを逃す手はありません。

 

ダブルの力を大きな味方に。

理想のグラウンディングの状態とは?

 こんな時こそ、私はグラウンディングをお勧めします。グラウンディングとはGrouding, まさに、大地に根付くこと。どんなボディワークでも健康法でも基本の状態でもあり、また、目指す状態はここ、頭寒足熱だと思います。なぜなら、私たちのエナジーは隙あらば上昇しがちだし、老化とは上昇すること。詳しく言うと、全ての細胞の水分を失って、ドライになって、最後は灰となること……赤ちゃんはとてもみずみずしいですよね。それを思えばイメージできると思います。

 人は、新月と夏至で陽性になり、活性化します。ダブルの力です。ちなみに新月は、月が地球の裏側にあるので大地の方からグイグイと引っ張られる引力が働きます。夏に向けて、上へ上へと伸びてきた植物ですが、その足元、地面の下をのぞいて見てください。やはり大地の方から月の引力に引っ張られ、根っこは四方八方に広がり栄養が集まっているはず。まさにしっかりとグラウンディングしています。カラダも同じです。足腰や下半身に気・血・水が集まって陽性になります。それは、私たちの理想とする健康状態です。

実際に、私がしている超オススメのグラウンディング。

ぜひやってみてください。今ね!

 

How to do Midsummer Grounding

1.靴を脱いで、裸足になって。(Don’t be shy!!!)

足の裏にある湧泉というツボは英語ではbubbling spring。まさに温泉のように大地から湧き出るエナジーをしっかりとチャージして。夏至直後の大地の持つパワーは一年のうちでも最大です。チュンチュンと私のそばを飛び跳ねるスズメもしきりに芝生の中の何かをつついてたから、うようよとそこかしこと生命力が活性化しているんだろうな。(Don’t be afraid!!!) そんなことおかまいなしに裸足で立ち続ける。これぞスーパーグラウンデングだ。木や植物がぐんぐん空に向かって伸びていて、その上に伸びていくエナジーをおすそ分けしてもらう。

2.立つだけで物足りなくなったら(それだけでも足下から感じられるパワーはなかなかなものだけど)、深い呼吸を。

ちなみに吸う息は陰で吐く息が陽なので、ゆっくり深く吐く呼吸にフォーカスするのがおすすめ。リラックスに繋がる。

 

3. 足の裏から坐骨へ。土へ根ざして座ってみる。

少し場所を移動して、小学生くらいの男の子たちが野球を元気にやっていた、その近くで座ってみた。あの子たちも木や植物に負けないほど、活性化している。元気だ。芝生の上にしっかりと坐骨を感じてニュートラル。目をつぶって、瞑想というほどの瞑想じゃないけど、自分の体の様々なパーツを感じて、呼吸してみる。前回も思っただのが、色々とカラダとココロにダメージがあった後のグラウンディング感って、なぜか半端ない。ボロボロになっているはずなのに、おかしいな。上に飛べなくなったからだろうか? この感覚は、たとえ元気になっても失いたくないなと思う感覚の一つなんだ。忘れないように。ゆっくり。何度も。

4.そして最後は土に帰る……

あぐらをかいて座っていたはずが、どんどん大地に引っ張られて、気づいたらシャバーアーサナ(しかばねのポーズ)状態に。仰向けにねてた。

踵から、ふくらはぎから、膝の後ろから、ハムストリングから、仙骨から、鳩尾の裏から、肩甲骨から、肩と二の腕と前腕の後ろ側から、後頭部のから…………

 

大地から湧き出る恵みを、自分の丹田、下腹部へ。

体の背面全部からエナジーチャージしてリボーンしよう。