デジタルデトックスをして気づいたこと。
夏休みは軽井沢へプチトリップ。
それに加えて企んでいたこととは….
5日もPCから離れられない私が、
7日間のデジタルデトックスで感じたこと。
自然の中で味わった集中と
カラダを動かす時の集中……似ている!もしくは同じ!
ボディチューニングを学びに来ている方達のリクエストの中に「集中力を養いたい!」というものがあります。剣道、ゴルフ、お相撲、水泳…..スポーツでもなんでも集中力がマストですよね。自然の中では、五感を使って周囲に配る必要があります。『自然欠乏症候群〜体と心のそのつらさ、自然不足が原因です〜』山本竜隆/ワニブックスPLUS新書 によると、そう言った自然の中での集中の仕方を、「感応的集中」または「無意識の集中」といって、研ぎ澄まされた感覚がいわば勝手に反応してくれることなので、実際はリラックスした状態であるといいます。たとえて言うなら、森の中でくつろいでいる時に、かすかな鳥のさえずりが聞こえてきたり、空気の微妙な変化から雨を察知するような、リラックスと集中が同時に起きている状態……これって、カラダを動かす時の集中の仕方と同じではありませんか?ボディチューニングの感じるmodule1ではこちらについて、みっちり学ぶのですが、ここでは「周辺視野」「周辺視システム」「wehrerの見方」という言葉を使いました。スポーツ選手ですと、よく「ゾーンに入る」という言い方もしますよね。リラックスと集中が同時に成り立つ…あの感じ。
それにひきかえ、都会生活での集中とはこちらの本では「指向的集中」と言われ、パソコン画面を見つめながら作業する、人混みに揉まれながら最短距離で目的地に向かう、地下鉄を間違えずに乗り継いで行くといった、意識的に何かに向けて集中することです。確かに…..都会でも集中することいっぱいですよね…..しかし、それが、行動を衝動的にさせ、イライラや焦燥感に悩まされ、神経がピリピリと過敏になって脳は疲弊。最後にはオーバーヒートして注意力がなくなってしまうようなこともありますよね。残念ながら、運動する時の集中と、そしてこの都会生活とか事務作業をする時の集中を混乱している方が多いかなと思います。あなたはその違い、気づいていますか?