How to makeくびれたウエスト③脇、甘くないですか?
コメツキバッタのような腹筋をする前に
やらなくてはならないことがある!
くびれたウエストを目指すための道のり記事の第三弾です。前回までの話を簡単にまとめてみましょう。
How to makeくびれたウエスト①では、骨盤を正しい位置、ニュートラルポジションに持ってくるだけで、ラブハンドルもしくはマフィントップスとしてついたお肉は消えてしまう可能性もあるよ….という嬉しい話でした。
How to makeくびれたウエスト②では、いつだって猪突猛進、忙しい日常生活は,前後の動きに溢れていて、しかもヨガやトレーニングの時でさえ、床が手につくことに憧れて前屈したり、華やかなブリッジがやりたくて後屈したりと、派手でわかりやすい前後の動きをやりたくなってしまう…という習性について書きました。
結論は…….ウエストを細くしたり、ぽっこりお腹を解消するためには、まずは、体側のラインを長くするということ。前後の動きばかりしていると、腹筋か背筋か、どちらかだけが強化施されて、逆にサイドラインが崩れがちです。骨盤と肋骨の間にスペースを空けたら、内蔵が元のあるべき位置に戻ってウエストもできる!という話です。そ腹筋や背筋の強化はそれからすれば、もちろんなおいいと思います。サイドラインが崩れたまま腹筋しても、なかなか細くならないどころか、むしろ、ラブハンドルの人は、よりラブハンドルが増えるのは想像つきますよね。マフィントップスも、お腹の表面は固くなるかもしれませんがはみ出っぷりは変わらず、まして細くはならないと思います。
Aのまま(マフィントップスでしょうか)腹筋しても、効果的ではありませんね。
右図は左に比べて骨盤と肋骨のスペースが狭くなり、ラブハンドルのたるみができた図。
『ボディワイズ/ジョゼフ・ヘラー&ウィリアム・A・ヘンキン』(春秋社
ディープにそして安全に、
体側を伸ばすストレッチ〜サイドベンド〜
お家でもできる簡単ストレッチを紹介します。
(1)骨盤をニュートラルポジション、坐骨を床に垂直に立てて座ります。ハムストリング(太腿の裏)などにチャレンジがあって骨盤が後傾してしまう人は(くまさんのぬいぐるみのように腰や背中が丸くなってしまうとか)、お尻の下にブランケットなどを敷いて高くして。また、まっすぐ座って、サイドベンドをしないと、体の前側も後ろ側も均等に伸びないので、壁の前に背中をつけて座ることもお勧めします!
(2)さり気なく置いたヨガブロックですが、この写真では高さがmiddle highになっています、ぱたっと倒して、もっと高くしてもいいと思います。体側の硬さに合わせてアレンジを。ヨガブロックである必要もありません。お家を見渡して…..聖書、コロコロコミック的なものが、あればそれで。(ないですよねw) 安定した高さのあるものでいいので、椅子でも可能です。
(3)しばらく続けていると、首の細い女性や、体側が固い方首が伸びすぎて痛くなってくるかもしれません。その場合は、頭を手で支えてください。今回伸ばしたいのは首というよりは体側です。首ばかり伸びるとむしろ体側があまり伸びませんし、オーバーストレッチしないためです。
(4)手を上げて、より体側を伸ばしながら引き上げる。が、ここで意識を向けたいのは、左の坐骨です。上の手に連れられて坐骨が離れたくなりますがしっかりと根付かせることでよりよよく体側がストレッチされます。
(5)引き上げた手の肘をそのままに、上の手も頭にそえて。吸う息で呼吸で大きく左の脇を広げます。肋骨と肋骨の間、肋骨と骨盤の間にスペースを十分入れるつもりで。
(注意) 起き上がる時は、まず、頭を支えている下の手をおろして、手の力で床をしっかり押しながら、背骨を一つ一つ立てるつもりでゆっくりと上がってくること。伸ばした左のサイドラインを急に収縮させてカラダを起こすと痛めてしまいますよ。
全部の工程で5分くらいから始めてみたらいかがでしょうか?
かなりエフェクティブです。
片方やったら、もう片方が縮まっているのが感じられて、もう気持ち悪くて気持ち悪くて、もう片側もやらなくてはいられなくなりますよ。体の変化を感じる瞬間です。
ぜひ、やってみてくださいね。
(関連ブログ)
How to makeくびれたウエスト①あなたのお腹はステージいくつ?
こちらのテーマについてはボディチューニングコースのmodule4【触れるボディチューニング】で掘り下げます。2017年夏開講予定です。