記事

How to make くびれたウエスト②モダンライフの功罪

先日のブログにて、皆さんに、ご自身のウエストが今どのステージにいるかをご確認いただきました。あの後、数名の方から、レッスン時に「わたしは愛の取っ手〜❤️ラブハンドルです!」などなど、エディット・ピアフばりの自己申告をいただきました。(あれは愛の讃歌) しかし、その場でチェックさせていただいた限りでも、骨盤を、正しいニュートラルポジションに戻しただけで、みるみる取っ手のボリュームが減った方もいました。 骨盤が前傾(反り腰)の方は、特にです。ということで、正しい姿勢は何にも代え難く大切なのですが、それでも減らなかった方のために、続編です。

 

猪突猛進! モダンライフは、

進むか、反るかの前後の動きで溢れるている。

私たちの現代の生活における一抹の狂気とは、アグレッシブであること、それは心理面において、なんとしてでも周囲を押し分けて進んでいかなくてはならないことかもしれません。「何があってもアグレッシブに突き進む!」という、このメンタリティは、実は自分の日常のトレーニングにも当てはまっていることに気がついてしまいました。

どれくらい深く前屈ができるかとか、大きくバックベンド(反らすこと)ができるかなどの、前後の動きに、目と心を奪われてしまいます。クライアントさんたちもそうなりたい!という気持ちが当然強い。何と言っても派手ですからね。こららの派手な前後の動きに、気持ちもカラダも一直線に進んで行ってしまいたいいう欲望を少しお休みしてみませんか?

 

まずは視点をずらしてみましょう。

image010

 

日常生活に照らし合わせてみると…左上から

(前後の動き)→起床、駅までダッシュ、つり革、挨拶、パソコン、食事、移動、荷物を持つ、携帯落とす、掃除する、料理する…..反ったのはつり革にぶら下がってときくらいですね。驚。

(ねじりの動き)→話しかけられ振り返る、ゴミをゴミ箱に投げる、歩く、集中して本を読んでいると色々とねじれてくる

(サイドベンド横の動き)→ほとんどしていない!

日常生活で、圧倒的にない動きは、上の図の右側の、サイドベンドの動き=体側を伸ばす動きなんですね。

 

体側が縮むと…..

お腹ぽっこりや、

腰のお肉が気になる理由。

image014

 

お腹のラインに関係する体側として、今回は特に、上の黄色いラインに注目します。ちょうど、洋服でいう前身頃と後ろ見頃が合わさる縫い目のところですね。aは、骨格を見るとニュートラルポジション、正しい姿勢です。腰椎は穏やかなカーブを描いていますが、体側の黄色いラインははまっすぐで最大限に引き伸ばされていますbは骨盤前傾、いわゆあひるちゃんのような姿勢ですが、黄色い体側ラインが明らかに収縮して、お腹が伸び、腰が縮むので赤い部分にお肉がたまります。cは後傾して、腕を上げているのでわかりづらいですが、おろしていたら確実にbと同じように体側は縮むはずです。でもラインはかなり丸くなっていますね。当然、下腹の赤い部分にお肉がつきます。涙。

スペースを失った肋骨と骨盤の間は、前(お腹)か後ろ(腰)か、どちらかにはみ出すしかないですよね。それが原因です!

 

そして、猪突猛進、目の前の目的に集中し、突き進んでいく都会の生活での功罪なのかもしれませんね。 

 

視点をずらそう!! 脇見してみよう。

 

次回は、具体的なエクササイズ、体側ストレッチなどを紹介していく予定です

(関連ブログ)

How to makeくびれたウエスト①あなたのお腹はステージいくつ?

 

copyright-2015-flashdance-david-hauserman-for-c-heads-4

FLASHDANCE David Hauserman for C-Heads

究極の美しさって、体のサイドラインなのかなと思ったりします。

やっぱり動物的。Follow your instinct💓

ワイルドに行こう!

こちらのテーマについてはボディチューニングコースのmodule4【触れるボディチューニング】で掘り下げます。2017年夏開講予定です。