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ちょこっと瞑想のススメ②〜実践編〜

 昨日のブログで、 one moment medidation(勝手に訳してちょこっと瞑想)の世界観というか概要をお伝えしました。みなさん、もう、心の準備はできていますか?今日は早速、その実践方法をお伝えします。

 こちらを提唱しているMartin Boroson氏の本によると、まずは、一番はじめのステップとしてやるべき瞑想は、この1分間の瞑想です。そう、たった1分。もう時間がないというのは逃げ道になりませんよね。例えば朝起きてすぐ、ミーティングの後に、レッスンや施術の前に、何か人生を揺るがすような重大な決断を下す前に……..まずこの1分から初めて見るのはどうでしょうか?

「ちょこっと瞑想」そのやり方とは?

まずは、アラームのなる時計を準備

 

 1分という時をしっかりと刻み、終了を音で教えてくれる時計を準備。最近は携帯についているからとても便利ですよね。瞑想をはじめると長さに関係なく、「今….何分経ったんだろうか」って必ず、頭の中に浮かんでくるものです。その心配、頭に浮かんでくる要素を一つ減らすということです。目を閉じると、次から次へと、まるでゾンビのようにいろんな思考が飛び交ってきます。その一つを今、減らしました。不安の一つデリート。

ではまず、左のHOW TO を順番に一つ一つ辿ってみてください。

ただ、それだけです。

たった1分の出来事です。

ただ、それだけをやって見てください。(右の呼吸の指示は、自分が一番しっくりくる表現をピックアップしてくださいね)

 

たった1分、されど1分。 

あなたの人生に「止まれ」ボタンを押して見る。

 どうでしたか?次から次へと頭の中の絶え間ないおしゃべりが聞こえてきませんでしたか? 様々な考えがゾンビのように浮かんできて、私、狂っちゃったのかしら?と不安になったのかもしれません。じっと座っていることが苦痛になりもぞもぞしたかもしれません。もしくは….寝てしまったかもしれません。

しかし、心配しなくてください。「あ〜〜〜私って注意散漫だな」と自分で気付いた時にただ

「Hmm,(ふう〜ん)」

と思ってまた、自分の頭を自分の呼吸に沈めて行けばいいのです。アラームがなるまで、その繰り返しです。気づいた時点で、思考が止まります。そうすれば、それに尾ひれがついて妄想になっていかない…..ということです。色々な場合がありますが、多くの場合は思考が感情を連れてくるとも言われています。だから…思考が止まったら…..感情は生まれない。ということで、心がだんだんと静まってリラックス&ピースフルになってくるような気がしませんか?

それでも頑張ってしまう人に、

呼吸に意識を向ける時の注意点。

 この瞑想中は全ての意識を呼吸に向けようとマーティン氏は勧めています。しかし、これが難しいですよね。どんな瞑想をしても、私もそうなのですが、頑張り屋さんは過剰に呼吸を意識してしまう。例えば、呼吸に意識を向けた瞬間に「もっと肺を広げてみよう」とか「やっぱ腹式だよね」とかどんどんコントロールしたくなってくる。そうなんです。多くの人たちが、この呼吸に意識を向けるということがトリガーになって、心の中の鬼軍曹が出てきてアレヤコレヤとと指示したくなってきます。明らかにそれはこの瞑想ではやりたいことではないですね。

 そこで、良い呼吸をしようとか、一生懸命呼吸しようとかそうおいうことで話に、上の左の呼吸誘導……..どれも呼吸と寄り添うくらいの感覚のものですよね。そう。一緒にただいる。でもそれがなんともむつかしい。人間と一緒だななんて思います。素敵な課題です。

 だったら、呼吸なんてしなくていいじゃんという声が聞こえてくると思います。そうすると….まず、寝たくなります。もしくは妄想が始まります。そう、呼吸にうまく寄り添うことで、頭の中を整理していくという作業なのですね。私の意見ですが、無ではないと思います。それはもしかしたらずっと先のゴールなのかもしれませんが、今の段階では、それは必要ない。

 長期にわたるゴールに心奪われるより、まず、今この瞬間の機会に心を開いていく

という姿勢にシフトできたら最高ですよね!ぜひ感想を聞かせてください。

 モチベーションを上げるおすすめアプリ。私も携帯に忍ばせています。しかもかなり頻度の高いポジションに。その前に未読のメールをなんとかしろよって怒られてしまいそうですがw

 

(関連ブログ)

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