記事

カラダにとらわれる私たち。何から自由になればいいの?

「痩せたいんです」という相談を受けて。

 

ダイエットのお話。ここ2ヶ月、なんだか腑に落ちない気持ちで、この相談の回答を考えていました。膝とか足底筋膜が痛いということで、ひとまず運動するにはウエイトを落とした方が楽なのかな?と容易に思って、この問題を受け入れてしまったけど、心のどこかに何かモヤモヤとしたものが引っかかっていて….彼女は痩せる必要が本当にあるのだろうか? いや、痩せて幸せになるのだろうか?

 

お腹いっぱい+おやつは別腹に食べたら(必要以上に)太り、

寒ければ鳥肌がたち、

運命の出会いにハートはドキドキする。

 

こんなカラダの反応から、私たちは逃れることはできない。私たちはある意味カラダに囚われている。そこから自由になるためには…..

 

低糖質でケトン体になってダイエットして、

鳥肌を一生懸命こすって、

誰にも出会わないように部屋に閉じこもる?

 

ことでは、ないような気がするんです。痩せても幸せかどうかはわからないし、何よりも自由にはなっていない。結局、体重キープという数字にとらわれて生きていくのだから。という回答は、痩せたくて悩んでいる方の回答になるでしょうか?

 人間として生きていく上で、逃れることのできないカラダの反応、それらに目をそらさないで、一緒に過ごしていくことが、生きるってこと….ライフってやつなんじゃないか…とか、思いながら食べた昨日のカレー。Orange meets Yellow on my table. It’ so vigorou and vivid!

 

どうしてそんなにまで痩せたカラダが欲しいのか?

 

そこのところを、少し掘り下げていく必要がありそうです。痛みを減らすためだけじゃないような気がして。一緒に、ゆっくり、時間をかけて、見つめていけるといいですよね。カラダを通して。