記事

砂時計シェイプの美。ダイエットは必要なのか?

 インスタでちらりと喜びを表してしまったのだが、ただいま、Pevic Floor Yoga骨盤底筋ヨガを勉強中。エクササイズがおもしろいとうよりは「モノの見方」が面白い。何と言ったって、私たちのトルソーの一番底、骨盤底から世界を見るわけですから。

 ちなみに私は、ショートケーキもいちごから食べるし、子供の時から小説もあとがきから読んじゃうし、プレゼント包装だってアメリカ人並みにバリバリと破いて中身を早くみる。何を言いたいのかというと、出し惜しみをしないタイプだ。いや、いただいたものは自分のもの、いち早く、自分が好きなものから試したい。

 レスリー先生に、一次試験合格Conglatulations!のメールをいただいたその日に、早速やりたい、試したい。そんな中、いつもボディチューニング に飛び込んできてくれるのは、たいていモデルのHARUKOさんだ。いつでも私の実験台、いやマドンナ。

   HARUKOさんは、水着と下着の撮影という恐ろしい苦難を乗り越えてきたところだった。我らの世代で、本当にすごいと思う。一言ポロリと…..

「やっぱり紙って恐ろしいよね。どうしても太って見えちゃう。痩せなくちゃなのかな」

と……..。わかります、わかります。その気持ちが痛いほどわかる。ずっと昔だがファッション雑誌で編集者をやっていた頃それを目の当たりにした。棒のように細いモデルがやっと、まあ、ちょうどよく見える、それが雑誌という恐ろしい世界。当時はブラジル系のモデルが流行ってて、年齢もどんどん低年齢化。13歳から16歳とかそんな感じで、たまに、ものすごく大きな外人の叔母さんがロケバスに座っていて、あれ?きょう、そんなエキストラ必要だったかな?なんて思うと、モデルちゃんのお母さんだったりして苦笑した。あの棒のように細いが胸とお尻はグラマラスなあの子は、数年後ああなるのだろうか? あの子達どうなったのかな? 今、会いたい。

 さて、話が逸れました。写真というのは恐ろしい世界で、ムービーよりも2割ましくらいに見えるのは確かだ。でもやっぱり、HARUさんのように細い人がさらに痩せる必要があるのだろうかと、心の片隅にもやもやした持ちながらも、早速、ゲットしたショートケーキのいちご、骨盤底筋ヨガを実験させていただいた。

 

〜詳細はまた今度w〜

このポジション、ヨガのThunderbolt  Pose という形のモディフィケーションなのだが、このポーズがどれだけ楽に美しくできるかを観察のポイントにした。骨盤底を吐く息ごとに引き上げて、吸った時には呼吸が骨盤底まで深く入るような感覚になるかを目指して行った。そしてこの写真がクラスの最後での形。 以前のブログでも書いたが、Hourgalss Shapeね。いちばんカラダが自由で心が安定したポジションね

 

 でも忘れてはいけないのは、まずは、内側の意識でその形を作り出しているということ。内側の意識とは、呼吸とか姿勢とか、骨盤底とか横隔膜とかエネルギーとか、目で見ることができないけれど確実に体の中で動いているものたちだ。 それが表に現れてきた時が内側と外側が揃ったどきで、こんな風に美しくなるというわけ。

 

ほうら….やっぱりね。痩せる必要なんて、ないよねと思ってしまうレッスンだった。もともと細いから当たり前じゃんっという言葉が聞こえてきそうだが、体の形は千差万別であるように、美しさだってそれぞれだ。それがわからないと、カラダが自由で心が安定しない。カラダが不自由心を不安定にしてまで行うダイエットは本当に必要か?

と….たくさん考えた一週間だった。