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リラックスするだけでできるsupernatural な長い首。

短い首に首のシワ…..

その原因は、浅い呼吸にあるのかも。

 なんだか最近、顔よりも首が気になる。もちろん顔も命並みには大切ではあるけれど….その始まりは顔からではないかと思うから….(本当はもっと下、お腹だよねとも思っている) 本来の首の長さは頚椎7つ、それにそんなに個人差はないと言われている。それなのに、あの人首が長くて美しいね…などど首の見え方を左右するのは、ハートセンターと言われる胸骨やそれに付随する肋骨(胸郭)が、引き上がって来てしまっているからかもしれない。「深呼吸してみて」と言われて、大きく胸を空に向かって上げて呼吸する癖のある人は要注意だ。しかし、これもラジオ体操の弊害なのかなと思う。ちなみにその引き上げを起こすのは、僧帽筋や肩甲挙筋、菱形筋、斜角筋、胸鎖乳突筋、肩甲舌骨筋、胸骨舌骨筋など(ナチュラルな呼吸でなく努力して呼吸するときに使われる努力呼吸筋などど言われる)である。

胸式呼吸時の肋骨の動きを感じるワーク(回復するボディチューニング )

 

胸を上げて息を吸い入れる人はご用心。

リラックスして胸郭を下げてみよう。

 睡眠時やリラックス時には、70~80%横隔膜を使って横隔膜呼吸(腹式)呼吸をするのが理想的だ。しかし、それができないとなると、これら斜角筋、胸鎖乳突筋、胸骨舌骨筋などの収縮で、胸郭を引き上げて呼吸することになる。一日のうちの呼吸は 24000回と言われるから、これを四六時中行っていたら、これらの努力呼吸筋が過剰に使われ疲弊し、こわばる。すると常に胸郭は引き上げられた状態になりという悪循環が起こる。胸郭が上がった状態というのは息を吸った状態になるので、これらの筋肉がいつもこわばっている人は「常に息を吸った状態」であり、過呼吸になりやすい傾向にある。息苦しい人、息が荒い人、頭に圧迫感を感じている人などは、これらの筋肉を整えて胸郭を下げることでリラックスできるかもしれない。言い換えれば、横隔膜を動かすような深い呼吸をしてリラックスしたら、長い首はできてしまうというわけだ。
 
 
 そして嬉しい嬉しい副産物は、スーパーナチュラルな長い首。バレリーナのような….ヘプバーンのような……。ゆったりざっくりとしたハイネックのタートルニットにはsupernaturalな長い首が最高に似合う。この冬が楽しみになるように。
 
 
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