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Perfect Day 02号にてエッセイを書きました

ここじゃないどこかで楽しむ? or

ここでのPerfect Dayを探す?

 

 1/20発売の雑誌「Perfect Day」にて、初の長文エッセイを書かせていただきました。こちらの雑誌はまだ二号目なのですが、私の知っているエディターやカメラマンさんたちが関わっているということもあって、1号目からチェックしていました。お声がけいただいて嬉しかったです。打合せの時に”MAGAZINE for URBAN NATURALIST”というキャッチコピーがついているということを聞いて、そうかそうか….アーバンか…..と、頭の外にモワモワモワっと吹き出しが出ました。私は東京生まれ東京都育ち(しかも浅草)だし、今でこそ、東京大好き、アーバンライフやっぱり好き!と思えるようになりましたが、17歳から38歳くらいまでは、いつもここじゃないどこかへ行きたくて旅していたと思います。なんでしょね。それが若さなんでしょうかね。しかし、いまは、東北道を運転して東京に帰ってくる時に異様に大きいスカイツリーが目に入ったり、リムジンバスで降ろされて渋谷の空気を吸うたびに、あ〜〜〜やっぱり東京サイコーと思ってしまいます。そんなアーバンでのパーフェクトな暮らし……追求してみる価値はありそうですよね。

 

10日間の無言の修行での体験を

エッセイに書きました。

 さて、話戻ってエッセイです。打合せ時。私が去年の秋に行ったヴィパッサナー瞑想の合宿のことが気になると編集の方がおっしゃっいました。ふむふむ、それを書けばいいのねと思ったら、でも、最終的には「触れる」に落としてくださいというタスクをいただいて……….。「触れる」は、私がオーガナイズしているボディチューニングのトレーニングの中でも登場する大事なモジュール(お題)で、ここ数年、ずっと考えてきてることだから、なんとかなるだろうと思って、はい、了解!なんて気軽に受けたのです。しかし、いざ書いてみて、モーレツに追い込まれることに。

  なぜなら、私が体験したヴィパッサナー瞑想の合宿は、修行センターのドミトリーでの共同生活、会話もアイコンタクトさえも禁止、テレビや携帯ビールも禁止、完全菜食の食事で、ノートも鉛筆も預ける。やることといえばもちろん瞑想で1日約11時間。起床は朝の4時の厳格な規律に沿った生活だ。完全に外部からの接触が断たれたこの状況。外部とノーコンタクトな世界。いわゆる、触れない、触れられない世界。

「ねえねえ….よく考えたんだけど、矛盾してない?」

  編集者さんに電話で泣きつくこと数回。いやいや、そこをなんとか頑張りましょうって、ごり押し、いや、私をガイドしてくださってこの作品ができました。そしてそれが、プロの手によってイラストにもなりました。私の頭の中いや、カラダで感じたことが、文字になって絵になって、そして本になってみなさんに届く。ノーコンタクトの世界で得たものが、みなさんとコンタクト、接触の手段になるなんて不思議すぎますね。

~ノーコンタクトの世界で触れたもの~one thing at a time

ぜひ、お目通してください。目から触れてください!

 

 

あ〜〜〜。教科書、やっぱり本にしたくなってきちゃった。クラウドファンディング しちゃおうかな。みなさん、どう思います?