美しい背中〜肩甲骨の動きから〈自分の〉ニュートラルを探せ〜
昨日、instagramにザクっと肩こりに有効な肩甲骨を6つに動くエクササイズをupした。ちょっとわかりづらかったので改めてこちらで紹介。
可動域からチューニング、
それぞれの肩甲骨のニュートラルポジション。
まず、何のためにこの6つの方向に動かすのかというと、もちろん、固まった背中をほぐすそいう意味もあるが、まずは自分の肩甲骨の可動域を知るため。動きづらい方向というのが必ずどんな人にもある。私の場合は、肩が緊張して上がりやすいため下制の動きの可動域が狭い。言いかえれば、挙上の可動域が広い。肩甲骨のニュートラルポジションは、
挙上と下制のあいだ
内転と外転のあいだ
上方回旋と下方回旋のあいだ
⬇
トータルでこの6つの動きのあいだが肩甲骨のニュートラルポジションになる。
ということは、ニュートラルポジション(正位置)は人それぞれ違うということ。嬉しくなりました?悲しくなりました? 骨盤でもなんでもそうなのだが、どうしても正しい位置なんてできない!とおっしゃる方がいるが、それはない。なぜなら、上のようにニュートラルポジションは人それそれだから。みんなが1つのモデル?ゴールに向かっているわけではない。その人の可動域のちょうど真ん中がニュートラルポジションになるので、その日のベストのニュートラルポジションは必ず探せる。
とは言っても、可動域が狭い人や、極端に1つの方向に行きがちな可動域を持っている方、例えば私のように肩甲骨を上にあげる動作(挙上)が得意で、下げる(下制)が苦手な人は、やはり、通常より少し高めの肩甲骨のニュートラルポジションになる。なんだか、雑誌で見るモデルさんとは違う感じがするが、いや、それが個性というもの!もっと自分のカラダを楽しまないと!!しかし、少しでも苦手な方向の動きを練習して、少しずつ、より美しく&使えるカラダを目指してニュートラルポジションの変化も楽しんで行きたい。
自分の動き、年齢に合わせて、ニュートラルポジションすら変化する。それが姿勢を作っていく。
パートナーワークも、オススメだ!肩甲骨の上に手をおいておいてもらうだけで、触角からの意識が高まり、意外に動かせるもの。ぜひトライ。
〜近々のワークショップ〜
動くボディチューニング 特別朝クラス(110分)
6/23(土)、6/24(日)、6/25(月) 9:00~
各日6.000円 (内田あや)