記事

Sleep Deep & Breathe Deep チューニング(7/18と8/1)

 途中覚醒に早朝覚醒………寝苦しい夜が続いている。あまりにも辛い外部環境で(体温近く、下手したら超える気温なんてまるでインドのよう!)、カラダの中の内部環境も興奮気味。活動モードの交感神経優位状態から、リラックス&回復するための副交感神経優位の状態へ、神経システムのモードをチューニングして行くことに時間をかけてみよう。ただでさえアクティブな夏だからこそ、トレーニングは活動よりも、休息のクオリティを上げて快眠に誘うことに重点をおくべきだ。

カラダからリラックスしたことを教えてもらう

その具体的な反応とは?

1.心拍数が下がる

2.血圧が下がる

3.呼吸がゆったりとし少なくなる

4.末端の体温が上がる

5.脱力できて重さを感じる

 

 これらは私たちがストレスに面した時のfight or flight(戦うか逃げるか)反応とちょうど逆がリラックス反応だ。そして自分自身でも感じやすいものだ。この日のDeep Sleep シークエンスは5〜7つのポーズを予定しているがどのポーズの中でも、上のリラックス反応を自分で感じて見て欲しい。この日は、これらのリラックス反応が始まるためのトリガーとなる支えのあるリクライニングポーズから始まる。これらはリラックスを深めるための支えのあるバックベンド(後屈)のポーズで構成されていて、全身の疲れを癒すと言われるお馴染みのバックベンドのポーズのモディフィケーション(簡単にしたポーズ)となる。アクロバティックなことをしなくても、自力を使わなくても、それと同等の効果が得られる…のが、道具をふんだんに使ったリストアティブヨガの魅力だ。

 

寝ているときに邪魔されるもの….

それらに気づきつつ、振り回されないプラクティス。

 

 ぶ〜〜んという顔の横をすぎる蚊の飛ぶ音、扇風機やクーラーの音、サッカー観戦の歓声….などこれらは耳からの刺激。

 蚊に刺された肌のかゆみ、汗がじと〜っと流れシーツがまとわりつく感触…..これらは肌に触れる刺激。

 触覚にしろ聴覚にしろ、私たちの五感は寝ている間もオートマティックに働いてくれている。このおかげで、火事や地震など、緊急事態も感知できる。とてもありがたいことだが、その一方で睡眠を邪魔される=マインド(頭)をかき乱されることがあり、それが不眠につながることもある。しかし、少しずつカラダのリラックス反応が起こりはじめると、頭の中も随分とリラックスしていくことに気づくはずだ。そうすると、いつも気になっていたことがだんだんと気にならなくなってくるという境地に近づいてくるかもしれない。

 自分に沸き起こる感覚や思考にちゃんと気づいていながら、それでもマインド(頭)は振り回されることなくピースフルな状態でいられる…  これが意識的にリラクゼーション反応を起こすということだ。感覚や思考、そして感情は私たちが生み出すものではあるけれど、私たちそのものではないということ。ピアノで弾かれる音は、ピアノから生まれる音であるが、ピアノもそのもではないということ。それを知って、あなたはリラックスできるか?できないか?

 

仕事終わりにぜひ、いらしてください。

 

【日時】7/18・8/1(水) 19:30~21:00

【担当】 内田あや 

【場所】as i am/apartment 南青山 

【ご予約】gyrotrip@yahoo.co.jp

【レッスンフィー】

入会金                        free
体験レッスン     ¥2,500
1回券                        ¥3,500
5回券 (2ヶ月有効)        ¥15,500
10回券(2ヶ月有効        ¥28,000

※マットレンタルの場合は+¥300
※消費税込み