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Relaxのために手放そう③→動かないとチューニングできないという誤解。

ただ「立つ」だけでチューニングになるなんて!

その理由とは。

 走ったり、階段を上り下りしたり、ヨガしたりしないとカラダなんてほぐれない…. 多くの人がそう思われていると思います。かつては私もそうだったので、やたらめったら動いていました。みんな気づいていないけれども、カラダがあるべきポジショニング=ニュートラルポジションが、フィジカルにもマインドに休息になるんです

 

それはなぜか?

 

 そもそも、私たちがまっすぐ立てていることなんてめったにないからです。今私は、パソコンの画面をじっと見つめながら、かなりの前のめりになってこのブログを書いていますw 首を曲げたり、コーヒーを飲んだり、i-phoneをチェックしたり…..。筋肉や骨はもちろんのこと、眼球もキョロキョロ動いて、頭もぐるぐる回転しています。ニュートラルポジションとは言い換えれば、重力から一番解放されるアライメントということです。前回のブログでの重力を手放すことのヘルプにもなります。

 

   少し込み入った話になりますが、マインドとフィジカルボディの休息には、脳の働きにまで少し注目しなくてはなりません。それは「脳幹」と呼ばれ、大脳の一番深いところ、中枢部に位置する脳で、
カラダの働きそのものを日夜コントロールして健康維持をはかり、さらに脳内に様々ホルモンを
分泌しています。正しいニュートラルポジションで立つことは、この脳幹を刺激し活性化させます。する
簡単にいえば、姿勢バランスをつくっている筋肉を使って脳幹にリラックス信号を送り、脳幹を緊張から解放し、活性するというものです。
 

ものすごくざっくりとした説明となりますが、その脳幹の位置はだいたい頭の上のに塗りつぶされた●になります。姿勢が前のめりになっていくにつれて、中心線から脳幹がどんどん離れていくのがわかりますか?それだけ、特に頚椎1番と2番が影響するということもあり、血流はもちろんエネルギーの流れもだいぶ変わっていくことが想像できますよね。

 

マインドとカラダをリラックスさせる、

マウンテンポーズ(まっすぐ立つ)のやり方。

1.まず両足を骨盤幅くらいに開いて立つ。慣れてきてたら揃えてもいいが安定感のある足幅で。膝を伸ばしていると緊張してしまう方は、軽く膝を曲げてもいい。

2 .足の裏をしっかり感じ、母指球と小指球、踵、全てに同じバランスで体重をかける。呼吸は足の裏から息を吸い上げて、足の裏から吐き出していくように。

3.足の裏に意識が向き、感覚が出てきたら仙骨の後継カーブをイメージしてそこに向かって呼吸をする。穏やかに自然な居心地のいい後継カーブを。

4.その仙骨カーブを保ったまま、腰の前傾カーブをイメージしてそこに向かって呼吸をする。穏やかに自然な居心地のいい前傾カーブを。

5.仙骨、腰のカーブと保ったまま、背中の後継カーブをイメージしてそこに向かって呼吸をする。穏やかに自然な居心地のいい後継カーブを。

6.仙骨、腰、腰椎のカーブと保ったまま、首の前傾カーブをイメージしてそこに向かって呼吸をする。穏やかに自然な居心地のいい前傾カーブを。

7.穏やかで居心地のい自然な4つのカーブが完成したら、自分の中心ライン(重心線)をイメージして、呼吸をするたびにそのラインが下に下に伸びて行って、地球の中心に向かって落ちていくような感覚を持つ。大きなペンダントを下げていくように。

座ったままでもできますよ。

どうですか?   脳幹は、重心ラインに並びましたか?

これなら、どこでもいつでもすぐできます。慣れてくれば、パパッと1分くらいでできるようになりますよ。仕事中の気分転換はもちろん、銀行や映画館など並んでいる時、時間がもったいなーというときにも。たった数分で、簡単に体を重力から解放して休められます!取り入れて見てください。

自分のカラダと頭を休めるテクニックを数多く紹介いたします!回復するボディチューニングのWSにぜひどうぞ。(3/17〜) アーリーバード申し込みは2月いっぱいまで。
 
【料金】80,000円
2月28日までにお申し込みはアーリーバード料金で60,000円
こちらにスタジオ料金15000円を予定します。
 
【日時】3月17日〜19日  10時から18時 
 
【場所】as・ i・ am/aprtment(東京港区南青山)